5G

5Gによる健康被害はあるのか?諸外国の対応や、デマや噂を検証します!

ついに日本でも2020年、5Gを使ったスマホのサービス・普及が開始されました。
テレビで、様々な企業のCMも頻繁に見かけていいます。

世界各国からも注目を集める5Gのスタートは、これまで以上に便利な通信社会の実現を意味しています。

しかし、未だに、世界各国の進捗状況は様々。決して、大きく展開されているわけではありません。

そして、世界中で、この5Gに関わる健康被害についての真偽が問われ続けています。

理里有楽
理里有楽
健康被害は、本当にあるのでしょうか?
未来男
未来男
その疑問、解決しましょう!私に、お任せください!

5Gで話題の健康被害とは

Q.どんな健康被害が、現在のところ、話題になっているのですか?

A.健康被害の懸念で、よく言われていることは、5Gには発がん性がある可能性があるということと、5Gが電磁過敏症を促進させる可能性があるということです。

発がん性については、もともと携帯電話(端末)やそれに伴う機器が世に出回ったころから、常に言われていることです。

そして、電磁過敏症は、電磁波を浴びることで体が過敏に反応し、頭痛やめまいなど様々な症状を引き起こす現代病のひとつです。

未来男
未来男
5Gの普及では、発がん性と電磁波過敏症の方への影響が懸念されています

5Gのミリ波が影響している!?

Q.5Gは、ミリ波が使われると聞いています。このミリ波が関係しているのですか?

A.ミリ波とは、高周波数帯のことです。5Gでは、28GHz帯の非常に高い周波数帯を利用します。(ミリ波は通常30GHz~300GHz帯を指すが、近い数値なので28GHz帯もほとんどの場合ミリ波と呼んでいます)

このミリ波は、5Gの3つのメリットを実現するのに欠かせない、広大な帯域幅を確保することができます。

3つのメリットとは、1.超高速・大容量、2.超低遅延、3.多数同時接続です。

つまり、ミリ波なくしては、5Gは成立しません。

しかし問題は、ミリ波には、まっすぐ進みたがること、更に水分に弱い性質があり、障害物の多い街の中や雨の日には弱まりやすいデメリットがあります。

そのため、5Gの電波をつなぐための、小さな基地局が多数必要になります。

つまり5G社会においては、4Gより圧倒的に周波数の高いミリ波という電波が飛び交うだけでなく、基地局を増やすことで私たちはより多くの電波に身体がさらされることになります。そのことが、今後も健康被害を生じさせると不安視させ続けています。

抜本的な解決技術が進化するまでは、常に健康被害を問われる可能性は高いです。

未来男
未来男
4Gよりも高い周波数(人類にとって未知の領域)であり、基地局が増えたことにより、より多くの電波を浴びることになる。これが問題視される要因です

5Gの健康被害はデマや噂に過ぎない?

Q.そういうことを聞いていると、なんだか、本当に不安になりますね。

A.そうですね。しかし、一方では、5Gが人体に悪影響だということは、一部のネット上(2ch、5ch、知恵袋などのサイトやTwitterなども含め情報ツール)のデマや嘘に過ぎないという意見も一部にはあります。

例をあげると、2018年にオランダで5Gの実験電波を飛ばしたら近くの公園にいた大量のムクドリという鳥が突然死したというニュースがSNSで拡散されましたが、それはフェイクニュースだとわかった事件がありました。

5Gの電波が新型コロナウイルスを拡散させているという5G陰謀説なるものまであらわれましたが、WHOは否定しています。

ですが、この5G陰謀説を信じる人々は世界にいるようで、イギリスやオランダでは5Gの基地局が襲撃されるという事件もありました。

南米ペルーやボリビアでは、まだ5Gが導入されていないにも関わらず、5G陰謀説や詐欺のような説を信じる人によって通信施設が破壊され、作業員が住民らに拘束されたりする事件まで起きました。

このように、人々の思い込みによる危険性について、関連で起きている事件についてもきちんとした機関の指摘や判断に注視しなくてはなりません。進化していく技術については、それぞれ利用する者は、時間をかけて検証ていかなくてならないと思います。

5Gについてはたくさんの根拠のないうわさやデマ、ガセ情報が存在し、真偽を確かめず盲目的に信じる人も後を経たず、事件は起き続けています。

未来男
未来男
5Gの未知の健康被害について、世界中では根拠のない噂やデマがある。どの情報が正しいのか、冷静な判断が必要です

5Gの健康被害についての正しい情報を見極めること

Q.デマ情報なのか、真実なのか、なかなか専門家ではないわたし達には、その真偽について判断できないですよね。

自らの身体に健康被害があるのであれば、可能か限り、危険から身を防ぐ環境を自分で見つけていきたいものです。

A.今までも現状とは異なる技術発展には、常にこういうリスクを抱えてきました。しかし、前に進んでいく社会で生きていくためには、知らない分からないでは済まされないのです。

様々な説について、ただやみくもに信じるのではなく、信頼できるデータにもとづいて5Gの安全性を見極める時がまさに今、きているのです。

日本における信頼できるデータは?

Q.日本は、一般には、どのように判断されているのでしょうか。
具体例や対策してる例、エビデンスはありますか? 企業に対しての規制はあるのですか?

A.総務省作成の『第5世代移動通信システム(5G)の健康への影響について』と発表したリーフレットでは、

  • 5G電波には赤外線などと同様の熱作用(体を温める作用)がある。
  • 4Gより電波の周波数が高くなっても熱作用の影響がより強く働くわけではない。
  • 多くの5G基地局が設置されるが、周辺の電波の強さは基準値以下になるよう調整されるため、人体への悪い影響は認められない。

さらに、総務省では『電波と安心な暮らし~知っておきたい身近な電波の知識~』では、WHOの見解や報告も取り上げています、

  • 基地局及び無線ネットワークからの弱い電波が健康への有害な影響を起こすという説得力のある科学的証拠はない。
  • 携帯電話の使用を原因とした健康影響は立証されていないが、15年より長い期間のデータがないため、脳腫瘍リスクについてさらなる研究していく方法が必要である。

5Gを含む、300GHzまでの周波数に対応した電波の安全性に関する国際的なガイドラインについては、国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)や米国電気電子学会・国際電磁界安全委員会(IEEE ICES)で策定されており、多くの国で採用されています。

日本の基準もこれに準拠しています。

現状、日本では、5Gによる健康被害を認めない立場をとってるようです。企業に対しての特別の規制も今のところはないようです。

未来男
未来男
国内では、新聞の報道や学術論文も、世界の国々の対応に比べると少ないのが現状です

健康被害について世界の認識は?

Q.日本の状態は分かりました。では、世界はどのような状況でしょうか?環境問題やエネルギー問題は、世界が共有すべき課題ですよね。

先進技術に長けたアメリカ、ヨーロッパ(欧州)、日本の近隣国の中国、韓国についても知りたいところです。

A.ベルギーの首都ブリュッセルでは5Gの実験、導入を禁止する措置が発表されました、ほかの欧州諸国も追随する動きがあり、イタリア政府はすでに5Gの使用を制限する裁判所の決定を告知しています。ベルギーやイタリア以外にも、スイスのボード市やアメリカのサンフランシスコ市にて同様の決定が相次いでなされています。

未来男
未来男
ヨーロッパの国々やアメリカの一部では、5Gの使用を制限する流れがある

中国は、高速通信規格「5G」に接続しているスマートフォンなどの端末が2020年末で2億台を超えたと発表しています。5G基地局数は70万カ所を超えています。21年は5G基地局を60万カ所新設してサービス地域を全国に拡大するとともに、産業分野での活用をめざしているようです。このように、中国では5Gへの注力ぶりが抜きんでているようです。

未来男
未来男
中国は、5G導入の加速についてが中心的な話題であり、世界で最も5Gの普及活動をしているといっても過言ではないでしょう

韓国は、元々世界に先駆けて高速通信規格「5G」を商用化しましたが、サービス開始から1年半経過した頃、つながるエリアが限られていて、魅力の「超高速」をなかなか体感できないということで。5Gの解約が相次ぎました。期待を裏切られた消費者がLTEに回帰している時期もありました。韓国でたびたび報じられてきた5Gの接続不良問題が集団訴訟にまで発展しています。

未来男
未来男
韓国では、5Gの健康被害の話題よりも、サービスの問題が話題になっているのが現状です。

5Gの健康被害については、不確定な要素が多く、今の段階ではどれほどの影響があるかわからない、というのが現状です。

諸外国においても、対応はまちまちです。

まだまだ、未知数の5Gの世界ですが、ぜひとも安心して利用したいものですね。

日本はどちらかというと、企業の宣伝だけが先行していて、その実態や利便性も分かっていない人の方が多いようです。

技術の進化の恩恵を暮らしの中で役立てるためにも、今後とも情報を丁寧に精査してゆきましょう。

5Gの健康被害について新たな情報が分かり次第、またお知らせ致します!

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吟遊私人
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【徒然趣味ブロガー】 5本指靴愛用中の都内在住の自由人。お酒好き。映画好き。温泉好き。座右の銘は「石の上には座らない」