ぎっくり腰になった話

先日、人生初のぎっくり腰になりました。

正確には、人生最初で最後のぎっくり腰です。

 

なんで最後と言い切れるかって?

それは、ぎっくり腰の学びを終えたからですよ。

 

私は、起こる物事には必ず意味があると考えます。

 

今回、ぎっくり腰になったのは、ぎっくり腰になることによって何か学びがあると考えました。

正確には、考えたのではなく、初めからそうとしか思ってませんでした。

一度ぎっくり腰になり、今までにない発想に至ったので、これでぎっくり腰は卒業です。

 

 

さて、ぎっくり腰によって得た私の学びについて、今感じていることでひとまず1つ。

 

それは、クッションについての認識が改まったということ。

 

クッション。

 

ベッドしかり、マットレスしかり、椅子しかり、etc…

この世の中では、クッションは正義、というような風潮さえ見受けられるような気がします。

 

私も、クッション性の高い?ものを愛用していました。

スポーツ選手も愛用しているという、高反発のマットレス。

ベッドではなく、床にマットレスを敷いて寝るスタイルです。

そのマットレスの寝心地たるや、初めて横になった時は、どうしてもっと早く買わなかったのだろうと思ったものです。

 

しかーし、今回、ぎっくり腰になり、いつも通り我が家のマットレスに痛めた腰を包みこんでもらおうと思いましたが、、、

私の想いとは裏腹に、身体はマットレスに対して猛烈な拒否反応を見せました。

 

まず、マットレスに足を着けた瞬間、腰に激痛。

ふわふわ柔らかいのは良いことだけではないんです。

ふわふわ柔らかいというのは、不安定だということ。

 

不安定なものの上に乗った時、身体はどうにかバランスを取ろうとして強張るんですね。

マットレスに足の指先を付けながら、私はマットレスないしクッションというもの真の姿を見たのです。

 

クッションは、腰破壊兵器以外の何物でもありません。(語弊はお許しを)

 

マットレスで寝れないからどうしよう、、、

(私が何で寝るようになったかは、もう少し先のお話しです。)

 

 

クッションのお話しで、もう1つ。

ぎっくり腰は、始めの3日間は安静にしておくのがいいとされています。

 

私も例に倣って、安静にしようと努めました。

 

まずは、どういう体制で安静になるか、です。

 

家でじっとしている訳ですから、椅子に座るか、床に座るかですよね。

ぎっくり初日は、床にクッションを置いて、その上で軽くあぐらをかくように座ってみました。

ただこれ、立ち上がる時大変ですし、数時間も経つと腰がとても痛くなります。

 

さぁ困ったということで試したのが、背もたれのあるベンチ。

ベンチの下に、やはりクッションを敷いて座ってみましたが、やっぱり腰が痛くなります。

 

背もたれに対するもたれ方の問題なのかな、もう少し低く座ってみようと思った私は、ついにクッションを外す決断をします。

するとどうでしょう。

 

長時間座っても、腰が痛くないぞ!?

なんなら、安静効果で楽になってるぞ!?

 

なんだ、クッションいらないじゃん!

 

次は、フローリングの床にヨガマットだけで座ってみます。

ほら、痛くないじゃん!

なんなら、どんどん回復していく自分を感じるよ!!

 

クッションからの~卒業~。

 

次回は、寝具に悩んだ末、床にそのまま寝ることにした話です。