相手をどう捉えるか

人と人の距離感というのは、一概にはいえないものです。

どちらか片方が距離を取りたいと思っても、もう一方が近付きたいと思っていたら、関係が近くなってしまうことがありますし、その逆も然りでしょう。

自分の思い通りにいくことがあれば、全く思い通りにいかないことも多々あるというのが人間関係というものです。

 

さて、あなたは相手と接するときに、相手をどのように捉えているでしょうか。

 

どれくらい相手の事を分かっているでしょうか。

どれくらい相手の事を分かっていなければならないでしょうか。

そもそも、相手の事を分かるなんて事が可能なのでしょうか。

 

相手のことを分かる、ということはどのようなことなのか。

 

私たちは、とかく勘違いを侵してしまうものです。

分からないことを分かったように思い違えることがあれば、こうだと決め付けてしまうこともあるでしょう。

 

自分自身のことでも勘違いをしてしまうのに、他人のことなど分かるはずがありません。

 

人間関係で大切なことは、相手を推し量らない、ということと、自分の気持ちに素直になる、ということです。

 

相手を勝手に判断することをやめて、自分の狭い価値観から、相手を解き放ちましょう。

相手は、あなたが思っているよりも、違う性質を持ち合わせており、それがまた相手らしさになっているでしょう。

また、自分の気持ちに正直になることにより、あなたの人間関係もまた、素直なものになっていくでしょう。

 

人間関係に悩むのは、自分でこうでなくてはならないという枠組みをつくってしまうからである。

相手もあなたも自由なのだと知って、無理のない人間関係を築くとき。

 

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