りりとゆら

ゆずの頃

12月22日、明後日は冬至。

今年もあと、少しになりました。

冬至、日本に暮していれば、ゆず湯にはいりましょう、というお誘いの声があちらこちらから聞こえてくる。お買い物に行くと、お店にゆずのちいさな山ができている。

わたしの大好きなゆずの頃。

子どもの頃から柑橘類のなかでも、ゆずは特別に好きな香り。

そのゆずのお風呂にはいることは、至福の時。

一時期、ゆずの木がある家が実家だった頃は、人生で最も贅沢なゆず湯にはいったこともある。知人にゆずの香りをとても好んでいると話して、その方と次にお会いした時、たくさんたくさんゆずを頂いたこともあった。その時、ジャムにしたり、保存方法をさまざま調べたりもした。

その際に高知はゆずの産地で、自家製でゆずの美肌化粧水を作っていることを知った。

もちろん、さっそく作ってみた。

作り方はとても簡単。ゆず好きにはよく知られているみたいで、自分が作ってみたあと、数人、自分で作ったという方々にもお会いした。ゆずは多くの人に愛されている。

日本酒にゆずの種を漬けると、ゆず化粧水は出来上がります。

一週間で出来上がり。そして、冷蔵庫保存。

わたしはお風呂上がりや、眠る前に手のひらにとり、手のひらで温めて両掌と甲にしみこませていた。種のペクチンで冬の乾燥した肌がしっとりしていた。

冬至が近づくと、お店の小山になっているゆず。

数年前から感じるのは、少しずつ少しずつ、その香りが薄らいでいるということ。一昔前は、お店に入った瞬間、ゆずのかおりに満ちていた。しばらく、お店のゆずの小山の辺りを行ったり来たりしていたものだ。

わたしはとてもかおりには敏感で、子どもの頃から臭覚には些か、自信がある。

気が付かないようにしていたが、実は数年前からではない、子どもの頃にくらべると、もうどうしたらいいのだろう、確実にわたしの愛するかおりは、薄らいでいるのだ。

気が付かないようにしていても、本当は気が付いていることについて、思う。

それは、気が付いていないことよりも、自分にとって願いや夢や、あるいは大志までもが関わっている切実な魂の枯渇に関わる問題ではないかと。

人間は自然の世界より、強いと思っている、たぶん、多くの人が。

地震や津波、台風などの自然の動きを身を持って体感した人は、そう思えない、実態ははかりしれない。でも、やはり、多くの人は人間は自然界よりも強いと思って日々、生きているように思う、そう思うから、生きていけるのかもしれない。

でも、魂の枯渇に関わる喪失感は、身近なところに潜んでいる。

明後日は、冬至。

近くのお店で、ゆずを求めて、わたしは今年もゆずのお風呂に浸る。

お湯のなかで、自らの魂が枯渇しないように。

自然をいつくしむことを、そして湯舟にゆられ日々のめぐみを思いつつ。

りり

ABOUT ME
理里有楽
小鳥とともに過ごしています。 読んだ本のこと、観たドラマのこと、日々感じたことを少しずつ書き留めていけたらと思います。
最近買って良かった2つのモノ

私には、最近買ってよかったと思えるものが2つあります。

1つは、ヒゲトリマーです。伸びすぎていたヒゲに待ったをかけてくれたのは、古くからの友人でした。「整えると、もっとカッコいいね」

思わず、その場でポチっとしました。

そして1つは、お酒を飲んでも気持ち悪くならない、二日酔いにならなくなる方法を教えてくれた商材です。

友人たちと会うと、つい飲み過ぎてしまう。その時は面白いのですが、翌日のつらさといったら、、なんどお酒を止めようと思ったことか分かりません。しかし、止められないのが私の弱いところ。

飲みたいけれど、気持ち悪いのは嫌だ。そんなジレンマに陥っていた時に出会ったのが、その商材です。

詳しくは、下記にまとめてみましたので、関心のある方は、見てみてください。

 

二日酔いの予防薬が知りたい!お酒を飲めない下戸でも飲めるようになる唯一の方法! 会社の同僚や友人との飲み会で、無理して飲み過ぎて二日酔いになってしまった、、 お酒を飲めない「下戸」だから、飲み会...